物流コンサルタント– Author –
〇執筆者プロフィール
大手物流企業で10年以上、国際輸送・通関・商社業務に従事。特に中小企業の海外進出サポートに強みを持ち、実務経験に基づいた分かりやすい解説を得意とする。現在は独立し、貿易・物流に関するコンサルティングや執筆活動を行っている。
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中国
中国銅線の輸出入実務と価格変動対応|品質・為替リスクの管理ポイント
当社は中国から銅線を調達し、日本国内の製造ラインで使用していますが、仕入れ価格が月によって大きく変動しています。LME相場に加えて為替の影響もあり、見積時点と支払い時点でコストがずれることが多いです。さらに、現地工場ごとに品質検査や梱包方法... -
ベトナム
ベトナム産銅線の輸出契約と品質基準のすり合わせ|工場間で異なる条件に注意
当社は日本向けに銅線や電線原料を輸入しており、近年はコスト面からベトナム工場との取引を増やしています。ただ、同じ銅線でも工場によって品質検査の基準やLME価格の反映タイミングが異なり、見積もり条件の比較が難しいのが実情です。現地ではFOBとCIF... -
チリ
チリ産銅線の輸出と船積み条件の調整|長距離輸送のポイント
当社は日本国内で電線やモーター部品を製造しており、チリ産の銅線を定期的に輸入しています。現地の製線メーカーからはFOBとCIFの両方の見積もりを受け取っていますが、船積みスケジュールが安定せず、長距離輸送のリードタイムにばらつきが出ています。... -
タイ
タイ銅線の輸出スキームと品質検査対応|現地調達から通関まで
当社は日本向けに銅線を輸入しており、タイの工場から仕入れを検討しています。見積条件はLME相場に連動していますが、工場ごとに価格の算定方法が違い、比較しづらいのが悩みです。品質検査の報告書も形式が統一されておらず、輸入時に再検査が必要になる... -
チリ
チリ産鶏肉の冷凍保管と長距離輸送リスク|温度管理体制の実例
弊社は南米からの鶏肉輸入を手掛けており、チリの冷凍加工工場から胸肉や手羽先をコンテナ単位で仕入れています。品質は安定しているものの、日本までの航路が長く、冷凍保管中の温度変化による品質劣化が課題になっています。先日もパナマ運河経由の船便... -
アメリカ
アメリカ産鶏肉の輸入検疫と食品添加物規制|輸入許可の注意点
当社は業務用食材を輸入する商社で、アメリカ産鶏肉の仕入れを進めていますが、検疫と食品添加物の基準差で課題が生じています。USDA認定工場から冷凍チキンを輸入した際、酸化防止剤(BHA・BHT)などの添加物含有量が日本の食品衛生法基準を上回り、検査... -
マレーシア
マレーシア産鶏肉の輸出規制と価格変動への対応策|仕入れ戦略の見直し
弊社は中東向けのハラール認証食材を輸入していますが、マレーシア政府の鶏肉輸出規制が続いており、仕入れ価格と納期の不安定さに苦慮しています。現地工場では一時的に国内販売優先の方針が取られ、輸出用ロットが抑制されたことで、従来の契約数量を確... -
ベトナム
ベトナム産鶏肉の輸入交渉と船積みスケジュール調整|商談時の注意点
当社は冷凍食品を中心に輸入販売を行っており、ここ数年はベトナム産鶏肉の仕入れを増やしています。現地メーカーから鶏もも肉・むね肉のCIF見積もりを受けていますが、船積みスケジュールの遅延が頻発しており、港湾混雑と検疫のタイミングが重なると納期... -
タイ
タイ産鶏肉の輸入実務と衛生証明の取得課題|食品輸入の現場から
当社は外食チェーン向けに業務用食材を扱っており、近年はタイ産鶏肉の輸入を強化しています。バンコク近郊の加工業者から冷凍むね肉を定期的に輸入しているのですが、衛生証明書(Health Certificate)の記載内容が日本側検疫で指摘され、再提出を求めら... -
ワイン
EUワインの関税・ラベル表示規制まとめ|輸入時の注意点
EU産ワインを日本に輸入したいが、関税率・ラベル表示・検査証明の条件が複雑で、どこまで対応が必要か分からないとのお問い合わせでした。 EU加盟国からのワイン輸入は、日本との経済連携協定(EPA)により関税優遇が適用される一方、ラベル表示や原産地...

